スポーツ

遅筋と速筋と中間筋?運動の得意・不得意を決める要素とは!?

こんにちは、ユウです。

突然ですが、あなたは短距離走と長距離走どちらが得意ですか??

両方とも!って方もいらっしゃいますよね。

また、短距離走はどんどん早くなるのに長距離走は全然タイムが伸びないこともありますよね。

その逆もしかり。

この得意不得意は筋肉の割合によるものなんです!

筋肉は3種類に分けることができそれぞれの割合が大きく左右しているんです。

それを今回紹介しようと思います!

この記事はこんな人におすすめ!

  • 筋肉について知りたい!
  • 自分の運動能力について知りたい!
  • 遅筋と速筋を知ってるけど詳しく知らない!
  • 子供の運動神経を伸ばしてあげたい!

筋肉の種類

  • 遅筋
  • 速筋
  • 中間筋

この3つの筋繊維から筋肉が形成されています!

この3つの筋肉は色があり、遅筋が赤(ミオグロビンの色)、速筋が白中間筋がピンクです。

それぞれの特徴は?

特徴を見ていきましょう!!

遅筋

長い時間継続的に力を発揮するのが遅筋です。

脂質をエネルギーとしていて、筋肉を動かすのに酸素供給も必要なためヘモグロビン(酸素と結びつき筋肉に供給する物)が多く含まれていてます!

持続力が高い分最大出力は低いのが特徴です。

有酸素運動に向いている筋肉です。

有酸素運動がダイエットに効果があるのは脂質をエネルギーにしているからなんですね!

持久走や水泳、自転車競技などが競技では挙げられます!

日本人の陸上競技でメダルを取ることが多いのはマラソンですよね。

これは日本人が元々遅筋の割合が多いことが理由です!

負荷が少ない運動を継続的に行うことで鍛えることができます。(ランニング、水泳等)

鍛えるときの注意点としては負荷をいつの間にか上げすぎていないかという点!

調子が上がってくるとついついペースが速くなることありますよね。

鍛える筋肉が変わる可能性があるので注意です!

速筋

短時間で力を大きく発揮する(瞬発力)のが速筋です。

遅筋とは違い力を発揮するには糖分を必要とします。

競技前に炭水化物を取るのが良い理由はここです!

力が大きい持久力がないのが特徴です。

無酸素運動に向いている筋肉になります。

陸上競技や短距離水泳、ウェトリフティング、相撲、空手などが競技では挙げられます!

速筋はトレーニングすることで太くなります

ハンマー投げやウェイトリフティングの選手などがムキムキなのはそれが理由です!

短期間に力を発揮するウエイトトレーニング(バーベルなど)をすることで鍛えることができます。

自分がギリギリ10回その運動ができるほどの負荷をかけてみましょう!!

見せ筋を作るなら速筋を鍛えるべし!!笑

中間筋

遅筋と速筋の特徴を兼ね備えたのが中間筋です。

トレーニング方法によって遅筋にも速筋にもなる筋肉です!

遅筋より持久力は低く力は強い、速筋よりも力は弱いが持久力高いです

名前の通り中間の筋肉になります。

エネルギーにも脂質と糖質の両方を使います!

遅筋と速筋の割合は親からの遺伝の要素があります

割合は親からの遺伝で決まっていて変えることができません。

そのためこの中間筋をどうトレーニングするかによって運動の向き不向きが変わってきます!

私自身、低学年の時は短距離走が得意で少年野球チームでもトップに入るほどでした。

その反面、長距離走はダメダメ。

しかし、高学年になりトレーニングで長距離走をよく走っているうちに短距離走より長距離走が得意になった経験があります。

高校生の時には野球部内で長距離走は圧倒的トップにもかかわらず、短距離走はどん尻に近かったです(^^;)

このように人それぞれに元々の遺伝的に得意な運動がありますが、後天的な運動、トレーニングにより得意が変わることがあります!

なので子供のしているスポーツにあったトレーニングを選んであげることでパフォーマンス能力の向上も見込めますし、両方を満遍なくトレーニングすることで様々なスポーツにも対応できるようになります。

中間筋をどう鍛えるか?がとても重要な鍵になります!!

子供と一緒に考えてトレーニングに取り組んでみましょう!(^^)

魚で覚える?筋肉の違い

筋肉は魚で考えるとわかりやすいです。

マグロなどずっと泳いでいる魚は赤身ですよね?

これは遅筋の色が赤なので赤身です!

 

ヒラメやカレイなど普段はその場でじっとしていて攻撃される時瞬時に逃げる魚は白身ですよね。

これは速筋の色が白だからです!

覚えやすいですよね(^^)

まとめ

筋肉の違いまとめ

  • 筋肉は3種類に分かれている
  • 遅筋は持久力
  • 遅筋のエネルギーは脂肪。ダイエット向き。
  • 速筋は瞬発力
  • 速筋のエネルギーは糖質。競技前には炭水化物を!
  • 中間筋は両方の特徴をもつ
  • 中間筋をトレーニングでどちらに鍛えるかで、運動能力が変わる。
  • 魚の身の違いで覚えると覚えやすい。

筋肉には種類があってそれぞれ得意不得意があります。

子供とトレーニングする時に意識することでスポーツにあった能力を引き伸ばすこともできます!

また、なかなか伸びないと思っていたところに実はこんな秘密があったと知ってもらえたら子供の長所を伸ばすことにも繋がります。

子供の意外な才能に気づくこともあるでしょう!(^^)

最後まで見ていただきありがとうございました!