こんにちは、ユウです!
皆さん豚肉と言えば何を思い浮かべますか??
ロース、かたロース、バラ、ヘレ、モモ、スペアリブ。
色んな部位がありますよね!
今日はこの中からロースについて解説しようと思います!
ロースはとんかつやしゃぶしゃぶ、生姜焼き、トンテキなど色んな料理に使えますよね。
ただこんなこと思ったことありませんか??
とんかつにしたけどお肉がパサついてる感じがする。
生姜焼きなどをするとくるんとお肉が丸まってしまって焼きムラが。
他の部位と比べると値段が高い割に固くなるような気がする。
今回はこんなお悩みをお肉屋さんで5年働く経験から解決したいと思います!
- 美味しいお肉の選び方を知りたい!
- ジューシーなとんかつを作りたい!
- 料理を失敗したくない!
豚肉ロースの特徴は??
ロースは背中に当たる部位です。
基本的に四足歩行の動物にとってあまり動かすことのない背中に当たるロース部位は牛肉でも豚肉でもキメが細かく柔らかいです。
肉質が柔らかくて赤身の旨味と脂の旨味のバランスが魅力!
バラやカタロースと比べるとさっぱりしているのが特徴。
この「さっぱりしている」部分を良いと思える人と「パサつく!固い!」と思う人が別れるのがこのロース部位だと思います。
今回は後者のパサつく、固いと感じる人に向けてロースの選び方を教えます!!
ロースは2種類に分かれる??
今日の本題!
ロースって2種類に分けることができるんです!
これを聞いて「え?どういうこと?カタロースのこと?」と思う方いらっしゃると思います!
では、解説していきます!
まず1つ目は普通のロース。
見た目が綺麗で赤身と脂身が綺麗に分かれていてお店でよく見かけますよね。
多くの人がこのロースを選びます。
お肉を買うときには見た目も大きなポイントになりますよね。
感覚的に7~8割くらいの人が買っていると思います。
このロースの部分がパサつきや固さを感じたり、お肉を焼いている時に丸くなってしまうんです。
塩麹に漬けてみたり、野菜と一緒に寝かしてみたりすることでお肉を柔らかくすることもできます。
丸くなってしまう状態に関してはお肉と脂の間にあるスジを断つことで解決できます。
いわゆるグローブカットと言うやつです!
色々解決策としてはあるのですが初めから美味しい部分を買っちゃう方が良いですよね!?
今回私がおすすめしたいのはこの部分のロースではありません。
ロースの中でもよりジューシーな味わいが楽しめるリブロースです!
これが2種類目のロースです。
ロースの中でもカタロースに近い部分になります!
リブロースとは?
お肉と脂が層になっている見た目が特徴!
リブロースの方がサシが入っていることが写真からもわかると思います。
元々肉質がキメ細やかな部位にサシが入ることにより、ジューシーさと柔らかさの両立をしているんです。
ジューシーと言ってもバラ肉のような脂っこさはなく、程よいジューシーさ!
柔らかさもカタロースより柔らかい!
そしてスジも普通のロースよりも少なく、お肉を噛んだときに変に固く感じる部分が少ない!
良い点盛りだくさんのリブロースです!
世間一般的にはカタロースが豚肉の中では人気なのですが、個人的にはこの部分が一番美味しいと思っています!
ただこのリブロースは大体ロース1本が4~5kg(1頭あたり2本なので8~10kg)くらいある中でおおよそ1kg弱程度しか取れません。
もし、行きつけのスーパーなどにリブロースが美味しいと知っている人がいたらほぼなくなっている可能性が高い(^^;)
ただ先ほども述べたように基本的に綺麗な部分のロースを買っていく人が多いのでじっくり探してみることをおすすめします!
リブロースを見分ける!
先ほどの画像のようにとんかつ用などのステーキにされている場合は見分けが容易いリブロース。
しかしお店で並んでる生姜焼き用やしゃぶしゃぶ用は脂の部分を折りたたんでいるので見分けにくい(^^;)
見分けるポイントとしてはここ!!
わかりますか??ロースの前の部分。
ピンク色の肉の上に濃い赤の肉が層になっている上がリブロース。
脂と赤身がくっきり分かれている下がロース。
最初は見極めるのに苦労すると思います。
そんなときは店員さんに聞いちゃいましょう!
親切に教えてくれると思います(^^)
そうしているうちに見極められうようになるでしょう!
まとめ
今回は豚肉ロースの中でもおすすめのリブロースを紹介しました!
もし今まで買ってきたロースに少しでも不満があれば一度試してみると良いと思います!
また、人によってはさっぱりしている方が良いという方もおられると思います。
そういう場合は普通のロースを選ぶと良いでしょう。
また料理によって使い分けるのもおすすめです!
ジューシーなとんかつやトンテキにしたいときはリブロース!
さっぱりした冷しゃぶなどには普通のロース!という使い分けもおすすめです。
同じ部位の中でもここまで違う部分があることを知っておくことで料理に合ったお肉を選べると思います!
是非一度試してみてください!(^^)
最後までありがとうございました!