こんにちは、ユウです。
牛肉を買う時に表記が国産牛と書かれたものと和牛と書かれたもの２つを見たことがありませんか？？
リーズナブな国産牛と高価な和牛はたしてなにが違うんだろ？と思われる方も多いはず。
なんとなく和牛の方が美味しいことはわかる！という方もいるでしょう。
国産牛と和牛の違いがわかれば、お肉の買い方も変わってきます！
今回はそんな和牛と国産牛の違いをご紹介しようと思います！
- 牛肉を買うときに何を買うか迷う。
- スーパーで和牛と国産牛って見るけど何が違うのかわからない。
- 国産牛って全部和牛じゃないの！？
和牛と国産牛の違いは？？
和牛と国産牛の違いはここです！
- 和牛は肉専用種の4種の交配、日本生まれ日本育ち！
- 国産牛は品種に関係なく交配され肥育期間の半分以上を日本で過ごしたもの
簡単に言うと和牛×和牛のみが和牛の名前を使うことができます！
和牛×乳用牛（F1、交雑牛と言われます）や乳用牛×乳用牛などが国産牛となるんですね！
そして国産や○○県産と表記された牛も肥育期間が日本または○○県が1番長いのでそう表記されているだけで生まれた土地は違う可能性もあるんです！
A県の牧場で生まれたうし君はA県で6ヶ月育ち、その後B県の牧場に移りました。
B県では3ヶ月過ごし、その後C県の牧場へ。
そしてC県で1年3ヶ月過ごし、出荷されることになりました。
うし君は果たして何県産の表記になるのか？？
答えはC県です！
生まれが海外の場合も同じで日本での肥育期間が長ければ国内産となります！
このように生まれ育った土地、国は関係ないんですね。
じゃあこのお肉も海外産買わされてる！？と思われた方！
実はお肉の生まれた土地も肥育経歴を簡単に知ることができます。
それがトレーサビリティ（個体識別番号）です！
トレーサビリティ（個体識別番号）って何？
牛肉には一頭一頭に番号が与えられています。
この番号を個体識別番号といいます。
たまにニュースで牛肉の偽装などが明らかになったというニュースありますよね？
これは牛肉を取り扱う店舗では個体識別番号の保管が義務とされていて定期的に国の調査が入るからなんです！
国産の牛肉は個体識別番号と産地の表記が義務とされています。
スーパーの商品にも個体識別番号がラベルに書いてあります。
この識別番号を「個体識別番号検索サービス」を使ってネットで簡単に生まれた土地や育った場所を知ることができます！
興味がある方は調べてみてください(^^)
和牛と国産牛の特徴や違い
それぞれの特徴を見てみましょう！
和牛の特徴はこちら！
- 肉質がキメ細かいため柔らかい
- 綺麗なサシと脂の旨味
- 飼料、育て方にこだわった銘柄和牛はより上質な味わい
- 国産牛に比べ肥育にコストがかかるため高価
国産牛の特徴はこちら！
交雑牛の場合
- 和牛と乳用牛のいいところを受け継いだ種
- 乳用牛に特徴である成長早さがコストカットに繋がり比較的安価に手に入る。
- 和牛の特徴であるサシと乳用牛の赤身がちょうど良く柔らかい。
乳用牛の場合
- 成長速度が速いため国産牛の中では1番安価。
- 赤身が多く、さっぱりした味わい
- 和牛、交雑牛と比べると肉質が粗く固め。
お肉を買うときに意識すると良いことは？
和牛と国産牛の特徴がわかったところでお肉を選ぶ時に意識するといいことをご紹介しようと思います！
それは、自分が好きな肉質はどんな物か？を知っておくことです！！
- 赤身の引き締まったお肉の旨味が好き！
- 脂のジューシーさが1番重要でしょ！
- 赤身も脂もバランスが大切！
- とにかく柔らかいお肉がいい！
人それぞれに好みがありますよね！
特徴を聞くと和牛が良いんでしょ？と思う方もいると思いますがサシが入りやすい分、部位によっては脂が濃すぎてちょっと・・・(^^;)ということもあります！
とにかく上質なお肉が良いんだ！という方は和牛種を選ぶことも良いでしょう。
赤身と脂のバランスが良く、たくさん食べたい！という人は交雑種を選ぶといいでしょう。
しかし、私が1番オススメするのお肉の選び方は「部位によって買う畜種を変えること」です！
この部位は和牛種、この部位は交雑種！などそれぞれの特徴に合わせることで美味しくいただけます！
赤身などの肉質が閉まりやすい部位は和牛種でキメが細かい柔らかいものを選んで、サシが入りやすい部位は脂が少し控え目な交雑牛を選ぶと味も量も楽しむことができます(^^)
部位ごとに紹介している記事があるのでこちらも参考に！
記事の評価は私が食べてみた感覚的に点数をつけているので、実際に食べて自分の好みを見つけるのが1番だと思います！
是非様々な畜種の様々な部位を楽しんでみたください(^^)
まとめ
- 和牛と国産牛は違うもの
- 和牛は指定の4種の掛け合わせのみで日本生まれ日本育ち
- 国産牛は交雑牛と乳用牛が基本
- 産地＝生まれた場所じゃない
- 牛肉は個体識別番号で管理されている
- 各畜種の特徴を知ることでよりお肉を楽しめる
いかがだったでしょか。
お肉のこと少しは理解できましたか？
買い方を工夫することでよりお肉を楽しむことができます(^^)
是非自分にあったお肉を探してみてくださいね！
ありがとうございました。
