お肉

今注目を集める輸入牛!美味しい?安全性は?お肉屋さんが解説!

こんにちは、ユウです。

皆さん、牛肉を買うときに輸入牛を選ぶことはありますか??

輸入牛は少し前まで

  • 美味しくない
  • 固い
  • 匂いがする

とあまり良い印象がないのではないでしょうか??

本日はそんな輸入牛について解説しようと思います!

この記事はこんな人におすすめ!
  • 輸入牛について知りたい
  • 輸入牛は美味しいの?
  • 国産牛は高い、輸入牛は安いけどどうなの

輸入牛について

現在スーパーで良く取り扱われている輸入牛は

  • アメリカ産
  • オーストラリア産

この2種類が主に取り扱われています!

アメリカ産

アメリカ産の牛肉は

  • アバディーン・アンガス種
  • ヘレフォード種
  • ブラーマン種

の3種類が主に挙げられます。

日本ではアバーディン・アンガス種が主に取り扱われています。

アンガス種は輸入牛の中では肉質が柔らかくなりやすい種類となります。

アメリカでは穀物を主に飼料として使っています。

この飼育方法はグレインフェッドと言う方法です。

他にはフィードロッドという飼育方法があり、柵の中で飼うことにより濃厚飼料を与えより柔らかい肉質にすることができます。

アメリカ産の牛肉は日本の牛肉に質感が似ているため、日本人の好みにあった物になっています。

主な特徴としては

  • 肉質が柔らかい
  • 臭みが少ない
  • 赤身が強くしつこくない

オーストラリア産

オーストラリア産の牛肉は

  • アンガス種
  • ヘレフォード種
  • ショートホーン種
  • マリーグレー種

の4種類が挙げられます。

オーストラリア産に関してもアンガス種が主になります。

オーストラリア産の牛肉は「オージービーフ」と呼ばれます!

よくオージービーフと言う名前見かけますよね!

オーストラリア産の牛肉は主に牧草を飼料にしています。

この飼育方法はグラスフェッドと言われます。

主な特徴としては

  • 赤みが強い
  • 食べ応えがありがっつり食べられる
  • 牧草飼育のため少し臭みがある
  • 栄養価が高い

国産との違いは?

輸入牛の特徴を紹介したところで国産牛と比べてどうなのかを比較していこうと思います!

柔らかさ

日本の牛肉は昔、「サシの入り具合が良く柔らかい肉が美味しい肉だ!」という考えからサシが入りやすい様に品種改良されています。

そして、牛肉はサシが入っている牛肉ほど肉は柔らかくなります。

そのため肉質の柔らかさで比べると日本の牛>輸入牛になります。

お肉を美味しく調理するするためにはこちらの記事をどうぞ!

 

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肉質

先ほど挙げた従来の日本の牛肉の価値観が変わりつつあります。

現在の日本では赤身が強い肉が健康に良い。

脂が強い(サシが良く入っている)肉は胃がもたれて食べずらく、カロリーが高い。

このため近年注目を集め始めたのが輸入牛の特にアンガス種。

肉質の柔らかさで言うと日本の牛肉に負けますが赤身が強く低カロリーです。

また肉をがっつり食べたい人にとっては噛み応えがあり肉の旨味を感じることができます!

値段

そして牛肉は高価なイメージが強いと思いますが輸入牛は手頃な値段が多いので手に取りやすいです!

大体国産牛と輸入牛では倍近く同じ部位では価格が違ったりしますね。

この理由としては飼料が安価、加工のオートメーション化があげられます。

日本は飼育のときの飼料などが高値、またこだわった飼料など一頭育てるコストが外国よりもかかるので価格が高めになります。

注意点

日本育ちの牛は規制が厳しく決められた方法での飼育・肥育がされています。

例えばホルモン剤の使用不可など

成長を促すホルモンが使われていたり、飼料に農薬が使われていたり。

もちろん輸入牛は海外の基準で飼育・肥育されています。

昔に比べると基準は良くなっているとは聞きますが、日本の基準ですべてクリアされているかはわかりません。

この点が気になる方は気をつけましょう。

オーストラリア産の牛肉に関してはホルモン剤を使用しないものも流通し始めているそうです。(ホルモン剤にはがんになる可能性をあげるのでは?と言う仮説があります)

アメリカ産よりはオーストラリア産の方が少し安全性が高いと言われています。

EUでは日本と同じくホルモン剤の使用が不可のため安全基準が高いそうですが日本では見かけることはまずありません。

また今では外食の牛肉に輸入牛(米国産・豪州産)が使用されていることが多くあります。

健康に関して不安だ!という方は家で食べるときは国産を選ぶのが良いのかもしれませんね。

まとめ

今回は輸入牛に関して解説してきました。

近年健康志向として注目を集める赤身肉。

日本の牛肉よりも赤身が強い輸入牛はその傾向にマッチしているのかもしれません。

ただ輸入牛は安全性の基準が日本とは違います。

健康の観点で気になる方は考えて食べるようにしましょう。

ただ基準が改善されつつあるのも事実です。

お肉自体は赤身が強くお肉の旨味を感じることができる美味しい牛肉です。

オーストラリア産のグラスフェッドと言う牧草を使い飼育された牛は日本で飼育されている穀物育ちの牛より栄養価が高い牛肉になります。

色々考慮しながら美味しく牛肉を食べましょう(^^)

本日はありがとうございました!!